スナック 莎 -shen-　〜細腕太腕繁盛記〜

あら、まだ死んでないわよ。あたし。
毎度お久しぶり。shenmoeです。


そう、オフ会。
ごめんね、みんな。人生２度目だなんて、あたし嘘付いてた。
そんなつもりなかったんだけど、今思い出したの。

大学生の時？とあるバンドにずっぽしだったのね。
ファンサイトを巡る日々。まわりには理解してくれる人が少なくて、
チャットで繰り広げられるバンドとは無関係な事柄をくっちゃべっては
１限遅刻って日々だったのよ。

チッタでライブがあるって時にね遠くから何人かが川崎くんだりまで
やってくるっていうもんだから集まってみようか！って。

そうよ。忘れてたんじゃないの。
思い出したくなかっただけなの。

逃げ出したい。ああ、見ないでお隣さん。

おのおのの鞄から取り出される何冊ものスクラップブック。
それにキャッキャいってるあたしよりも一回り歳も体も大きな人たち。

文字だけで何時間交流して来たか知れないのに
あっけない幕切れ。

「あのっ、ちょっと今日は帰らなくっちゃなので＾＾」


そうよね。考えてみれば同じ事になる可能性だってあったの。




過去の失敗を、未来に活かせる人間じゃなかった事を
今は良かったなって思うの。

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いつも待ち合わせには５分遅れ。
じらしてやろうとか、主役は定刻に来ないとか、そういうんじゃないのよ。
出発しよう間に合わない、って立ち上がるとね
煙草を一本吸いたくなるの。
大丈夫。「ごめん、遅れるのっ^^;」ってメール１つよぅ。

そんなあたしが新宿に着いたのは待ち合わせの30分前。
一生懸命中途半端な時間をつぶしたの。

まさか、抜け駆けしてパフェ済みな人がいるなんてね！
ひどいわぁ。


事前に綿密な打ち合わせをしてたから
「シェンモーこと○○でっす！」
「エーーーッ、想像とちっがーう！」
「やっだー、どんなの想像してたのよぅ！」
みたいな会話にはならず。

なんかね、でかいの。みんなして。
鹿ママだけちっこくて。

そういうポジションって羨ましいの・・・。


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何って言ったらいいのかしらねー。
会は楽しく楽しく進んでいったの。

そうよ。スクラップブックも出てこないし。
だいたい同年代だし。







しぇも：（リュミちゃん、しくったよ・・・忘れてた！）
鹿ママ：（・・・嗚呼！！）

エヘ、今だから言うわ。
オフ会やる事、あのマメハルさんですら書かなかったのよ？
なのにあのキングったら！

おかしいと思ったのよ。
ある日、店に戻ったらキングがスナックに一人でいるんだもん。
一人で交互に兄妹ごっこしてるのかもしれないと思ったら
自分の店だってのに入るの躊躇したわよ。

なんてデリカシーがないのかしら！って鹿ママと仕返しする事にしたの。
てっさを一人前だけ減らしといてもらおうって。

浮かれポンチになってたのかしら・・・。すっかり忘れちゃってたのよ。。

まあいいわよ、ここはブーナーさんが払ってくれる楽しい宴。
水差しかねない事はしないにこしたことないってね。









おいしかったわよぉ。
何がおいしいってそりゃ、学生におごってもらうフグ。
下関だろうが徳山だろうが箱だろうが虎だろうが、そんなこたどうでもいいの。
コラーゲン？んなもん数年前に諦めたわよ。

ごちそーさまぁーブーナーs・・・


なんかね・・・言ってんの。でも聞き取れないの。





「グエッ、グエッ」





「グエッ、グエッ。ハハハハ」



「グエッ、グエッ、グエッ」



急にサブプライム問題話し始めたかと思ったわ。



だって意味が分からないじゃない？
おごってくれるっていう話だったのに。
35000円しか持ってないって言うのよ？







35000÷9=だいたい4000
数学から離れてもう随分経つけど、それくらいは分かるの。







腑に落ちないけれど、ノミホ（飲み放題って略されるのが昨今なの？）分おごったから
いいじゃん、っていう文法はもっと腑に落ちないけど、
気を取り直して、２次会２次会！


どこいこうかねー　



どっかしってるー？



うんやー





総額6000円は無理っすけど、一人2000円ならいけますよ。






来た道をほとんど戻ってたどり着いた
個室　CUISINE DINING 凛庭～Rin Tei～

そうそうここここ。



「汗臭くない？」
「アセじゃないよ。アシ臭いんだよ。」

最初から臭う店だったってわけ。

スモークサーモンにみたらし団子のタレをかけたような
「サーモンマリネ」

でっかい籠に7こくらいのっかった
「エビ煎餅」

なすの一本漬けのはずが
「ほうれん草とナスのゴマ和え」

どーいうこった、って思った頃。

「お客様、ドリンクラストオーダーとなっております。」

へ？

２時間って言ったじゃない。
まだ１時間しか経ってないじゃない。
てか、まだ来てないものあるじゃない。
でも、飲みたいお酒もないじゃない。

「んじゃ、フライドポテト通ってないならいらないです。」






って言ってから15分くらいして違う店員さんが来たの。








なんでよ。おかしいじゃないのよ。

え、でも作っちゃったんで。



作っちゃったじゃないよ。要らないって言ってから15分だよ？
ポテト揚げるのに15分もかかるかいな。




ラストオーダーですって言って来てから15分後に
「ラストオーダーが間違えでした、ポテトも揚げたのでキャンセルできません。」
そんなアホな理屈がある？どう思う？逆の立場だったら。ねぇ。どう思う？
飲むものないのにつまみが来たってしょうがないでしょが。
400円やそこらでしょ？払え言われたらなんちゅう額でもないわよ。
だけど、そうじゃないんじゃない？おかしくない？ねぇ、どう思う？
僕がそうしたわけじゃないって、じゃぁだれがそうしたわけ？
その人連れて来たらいいじゃない。おかしいと思うもん。
何よ、その目。貧乳だからってバカにしてんじゃないわよ。

貧乳だからってバカにしてんじゃないわよ！


（なに893のくせに黙ってんのよ！加勢しなさいよ！）








いけっかなーと思ったけど、あっちが上手だったの。
こっちがバカバカしくなるまで、譲らない作戦なのねぇ。







しょぼーんとな。







そのあとね、まさかのご一行様と合流させてもらったの。
「いい時間」なんてとっくに過ぎた時間にお開きになったんだけど
んでも、鹿バーに戻るっていういつものパターンをはずせなくて、
だけど、渋谷には鹿バーはなくって、
歌手もいたのに一曲も歌わずカラオケ屋さんにいて
さようならをしたの。


会っても会わなくてもやる事が一緒。


鹿ママのお土産を頬張りながらの回顧録でした。


でもね、この記事の後半、すっごいパクられてるのを見つけたの！
見てよこれ！

ここまでかぶってるなんてサイテー！
dyskeさんとやらのたべログ


どうやら相当前からそういうお店みたい。
いってはいけない

新宿この店はヤバイ

皆さんもお気をつけ下さい。


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あー楽しかったー。
人の繋がりって面白いもので。
SLだとそれが客観視できる分、さらに面白いの。

細々とスナックやってたら鹿（その時は鹿じゃなかったけど）たちと出逢い、
夜な夜な飲んだくれながら話して。
キングが年明けぐらいにやって来て、
なぜだかクラブを作ったりして。
鹿たちが仲良くなってたヤスジさんが店やるからって
アメリカムラの無料レンタルの土地を紹介して。
プレジのお手伝いだのしてるうちにブーナー先生やら
マサハルさんと知り合って。

インする回数は減っちゃったけど、
ふらーっとインしたら変わらぬ付き合いしてくれてね。

このゲームを長く続けるってことがあたしにとって良い事なのか
悪い事なのか、わかんないけど、
少なくともしょうもない時間を積み重ねたあげくに
新宿で顔を合わせて話をしたらなんの違和感もなく楽しかったのは
ホントなのです。

ゲームの中だけの顔を作るなんて、できるのかしらなんて思ったりしたの。
誰も彼もが「まんま」だったから。

できてる人がいるんだとしたら、相当の人なんだろうなぁ。
それはそれで会ってみたい気もしたりして。

今回会えなかった数人にもいつかきっと会うような気もするから
そんときが楽しみです。

そんなこんなで、shenmoeでしたっ。